Twitter、Instagram、Facebookと並び、話題になっているSNSがPinterest(ピンタレスト)。
ピンタレストは画像がメインのSNSですので、美しい画像やお気に入りのカテゴリの画像を自分のボードに保存して楽しむユーザーが多いのですが、実はピンタレストはフリーランスでのビジネス活用において、とても親和性の高いSNSでもあります。
今回は、ピンタレストのフリーランスとの親和性について解説します。
ピンタレストとは?
まず簡単にピンタレストを説明しますと、ピンタレストは、自分の好きな写真を自分専用のボードに保存できるサービス。
「好きなデザイン」「好きな服」「旅先」「景色」など、自分が集めたい画像ごとにボードを作ってカテゴリー分けすることができます。
犬や猫など、可愛らしい動物の画像をボードに纏めてして癒される方も多いですし、私の場合だと近未来に購入したいアイテムをボードに保存しておいて、貯金のモチベーションにしたりもしています。
ピンタレストサービス自体は2010年アメリカでスタートしておりますが、2020年に入ってから日本でも人気が出ている注目のWebサービスです。
ピンタレストと他のSNSとの違い
SNSにもそれぞれ特徴がありますが、例えばInstagramやFacebookは過去の経験や出来事を共有するSNSといったイメージ。そして今・現在をつぶやき共有するのがTwitterです。
その中でピンタレストの立ち位置は、ピンタレストユーザーは「未来の行動に必要な情報を集めるツール」としてピンタレストを活用するケースが多い傾向にあり、具体的に以下のような使い方をします。
- 夏休みに旅行に行きたい・・・
ピンタレストで予定している旅行先の雰囲気やお店の画像を探して旅行イメージを盛り上げつつ、画像をピンしておく。
- 新しい洋服を買いたい・・・
ピタレストでお気に入りのブランドアイテムを眺めて、好みのアイテム画像をピンしておく。
- これからマイホームを建てたい・・・
建築家や住宅ブランドのピンタレストを眺めて、好みの間取りや雰囲気、住宅設備の画像をピンしておく。
※ピンするというのは、画像を自身のピンタレストのボード内に保存することを言います。
ピンタレストをビジネス活用するメリット
上記ではユーザー目線で説明しましたが、ビジネス活用においても大きな効果が見込めるのがピンタレスト。
ビジネスユーザーにおいてのSNS活用の目的は、自社サービスや製品・コンセプトなどをSNSを通じて配信しファンを獲得することが目的ですが、ピンタレストではそれが行いやすい事で注目されています。
ビジネスでピンタレストを使うメリットを2つお話しします。
ブランド認知度の向上
一つ目のメリットはありきたりですがブランドの認知です。
ピンタレストを活用することで、自社のサービスや商品の写真や画像をアップしていくことで、自社のブランディングを高められる効果があります。
Webサイトやブログへのトラフィック流入
ピンタレストを活用する最大のメリットが、ピンする画像や動画には、リンクを含めることが可能であること。ピンから自身のウェブメディアへの誘導することが出来ることです。
ウェブサイトやブログなどのウェブメディアを運営されている方ならお分かりかと思いますが、近年では新しいサイトにアクセスを集めることは非常に難しいです。検索エンジンからアクセスを集めようにも、なかなかヒットしない、リスティング広告を使うのにも膨大な予算がかかってしまい現実味がないなどWeb集客は課題だらけ。
しかしピンタレストを活用することで、お金をかけずともウェブメディアへのアクセスをさせる流入経路を持つことが出来るのです。
実際に私が運用しているピンタレストでも、一定数の方々が毎日ピンタレスト経由でアクセスされています。
ちなみにピンタレストからの訪問者は、自身の気になる用語でリサーチして私のサイトにたどり着いているため、記事をきちんと読んでくれるユーザーが多いのも特徴です。
このピンタレストの特性を利用して、まだ立ち上げたばかりのウェブサイトやブログを、わずかな期間で集客サイトとして成立させている方も多いのです。
フリーランスの営業にピンタレストは理想的
さて、フリーランス目線でのピンタレスト活用についてお話しします。
フリーランスの場合、受けた仕事を対応しながらも、並行して営業も行う必要がありますので、営業の効率化を図る為に、営業ツールとしてウェブサイトやブログを活用している方も多いですよね。
WebデザイナーならWebでポートフォリオをまとめる、エンジニアであればブログで技術情報を配信する事でフリーランサーとしてのブランディングをおこなうといったイメージです。
しかしWeb上にポートフォリオを作ったとしても、それを検索エンジンなどからアクセスを流入させるのは簡単ではありません。並行してピンタレストを運用する事で、ピンタレストから自身のポートフォリオサイトへの流入を増やすことが可能になります。
特にピンタレストはデザイン・アート系に強いので、デザイナー系のフリーランスには強いパートナーになること間違いありません。
ぜひ、有効活用して営業の効率化をしたいですね。