PythonとWeb

Pythonの本 Python

「Webシステムを開発したい。けれども言語は何で開発したらいいの?」

という疑問を抱く初心者は少なくありません。
一般的にPythonというとAI開発のイメージがあります。
しかし、実はPythonでもWebシステムは開発できるのです。

通常Webシステムの開発言語というとPHPやRubyが思い浮かびますが、PythonでもWebシステムは開発できます。それもPythonの特長をフルに活かし、ハイスペックなシステムが効率よく開発できるのです。

この記事では、そんなPythonのWebシステム開発のことについて書いていきます。

Pythonで作られているサービス

まずは、Pythonで作られているWebサービスを見ていきましょう。

Youtube

動画投稿サイトの代表格と言えばYoutubeです。数多くの音楽や趣味や実用の動画が投稿されており、投稿された動画は国境に関係なく全世界の人々が閲覧することができます。マネタイズの仕組みも整っています。「ユーチューバー」と言えば、動画の投稿で生活を成り立たせている人のことを指す言葉です。全世界のアクティブユーザー数は20億人を超えています。

そんなYoutubeはPythonで作られているのです。全世界にまたがる規模の大きなシステムの管理をPythonがしていると聞けば、Pythonの可能性に気づくのではないでしょうか。

Instagram

こちらも全世界にまたがる、画像メインのSNS、Instagram。2018年6月現在、全世界で10億人もの人がアクティブユーザーになっています。「インスタ映え」はもはや名詞として定着しました。生活の中にInstagramが密着している人も少なくはないでしょう。

そんなInstagramもPythonで作られているのです。SNSという高度な技術が必要なシステム、それも10億人ものユーザー数を誇るシステムの管理をPythonがしているのです。Pythonの威力が分かります。

PythonでWebシステムを作るメリット・デメリット

では、実際にPythonでWebシステムを開発するメリット・デメリットについて見ていきます。

フレームワークの充実

PythonのWebシステムフレームワークは各種ありますが、代表的なものは以下の2つです。

Django

フルスタックフレームワーク。中規模~大規模のWebシステムに向いている。できないことがないくらい高機能だが、学習コストはやや高い。

Flask

軽量フレームワーク。小規模の開発に向いている。学習コストは低いが、機能を実現させるためにライブラリで拡張させなければならないのが基本。

いずれのフレームワークもWebシステムに必要な機能を持ったライブラリは充実しており、目的に応じて使い分けられています。迅速に小規模なシステムを開発したいならFlaskで、本格的なシステムを開発したいならDjangoです。会員管理、データベース連携、表示用HTMLテンプレート管理などの基本機能はどちらも備えており、構造化に優れた堅牢なシステムが構築できます。

ライブラリの充実

Pythonはライブラリが充実しています。これらのライブラリは、Django、Flaskでも使えます。例えばクレジットカード決済に必要なStripeというライブラリも使えます。他、メール送信ライブラリ、日付時刻管理ライブラリなどもあります。Python標準のライブラリを使って、機能性に優れたシステムが構築できます。

開発効率の良さ

Pythonの特徴である開発効率の良さは、そのままWebシステム開発でも有効です。Webシステムの場合、Pythonそのものの開発効率の良さに加えて、フレームワークがデフォルトで提供する仕組みを使うことによるコードの分散性、基盤をフレームワークが提供することによるそのシステム固有の部分だけを記述すればいいことが重なり、非常に開発効率が良くなっています。チーム開発の場合の役割分担もコードの分散性により非常にしやすくなっています。

コードの簡潔さ

Pythonのもう一つの特徴のコードの簡潔さはWebシステム開発でも活きます。見通しの良い構造化された簡潔なコードで処理を記述できるので、メンテナンス性に優れています。Webシステムは一旦リリースしても継続的デプロイが必要とされるのが通常なので、メンテナンス性の優れた言語を選ぶのは必然です。

AIとの連携

Pythonならではと言えるのがこのメリットです。PythonがAI開発に使用されることは、AIとWebシステムの連携を簡単に可能にしてくれることを示します。他の言語だと敷居の高いAIとの連携が、AI部分もWebシステム部分もPythonを使用することにより簡単に可能です。

実行速度が遅い

インタプリタ言語なので、Javaなどに比べると実行速度が遅いとされます。しかし、Webシステムのボトルネックはデータベースアクセスや通信速度にあることがほとんどです。言語自体の実行速度は、よほどの場合でないとあまり影響しません。

まだまだメインストリームではない

デメリットらしいデメリットと言えばこれでしょうか。ネット上の情報は増えてきたものの、まだまだPythonはWebシステム開発においてメインストリームの言語ではありません。特に求人数において、PHPやRubyに比べると少ないのが現状です。

しかし筆者は、これからはWebシステム開発においてもPythonがメインストリームになっていくと予想しています。それは、やはりPythonの優秀さです。新規プロジェクトにおいては、Pythonを採用する例も増えています。Python技術者(好んでなった人であれ、必要に迫られてなった人であれ)の増加に伴い、ますますこの傾向に拍車がかかるのではないでしょうか。

Webシステムの例

それでは次に、Pythonで作るWebシステムの例を見ていきます。

チャットシステム

チャットシステムが作れます。WebSocketという仕組みを使います。ただ、JavaScript部分は比較的難しいと言えるでしょう。多人数のチャットもできます。

決済システム

クレジットカードの決済が、Stripeという仕組みを使うと簡単に実装できます。必要な機能はStripeに揃っているので、記述量は最小限です。筆者は一発でテスト決済に成功しました。

会員管理システム

Djangoには会員管理の仕組みがデフォルトで備わっています。Flaskでもライブラリを付け加えることにより可能です。ユーザー登録、パスワードの暗号化、パスワードリセット、会員に登録してもらいたい情報、いちいち頭を悩ませることがありません。

まとめ

このように、PythonはWebシステムも開発できる言語です。

新たにWebシステムを立ち上げる場合、積極的にPythonでの開発を考えてみてください。

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